成猫を2匹飼うために必要なものは?保護猫の成猫2匹を迎える前に準備したもの|初心者が本当に必要だった物リスト【完全版】成猫を2匹飼うために必要なものは?

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保護猫2匹のトライアルが決まったとき、一番不安だったのが、「自宅の環境に慣れてくれるだろうか」ということでした。

同時に、「トイレやトイレ砂は何がよいの?」「システムトイレって何?」「爪とぎはどの種類がよいの?」「トイレの数は何個必要?」など、たくさんの疑問と悩みが出てきました。

実際に猫を飼っている知人に何度も相談しました。

この記事では、実際に保護猫の成猫2匹を迎えた初心者の私が「本当に最初から必要だったもの」と「後からでよかったもの」をまとめています。

これから迎える方の不安を少しでも軽くできたらうれしいです。

本当に最初から最低限必要だったもの

成猫2匹を迎えるのにあたり、はじめからそろえておく必要があるものは以下の7点です。

  • 猫用ケージ(2段以上)
  • キャリー(2つ)
  • フード皿・水皿(2つずつ)
  • フード
  • 猫用トイレ(2つ)
  • トイレ砂
  • 爪とぎ(1つ)

それぞれ色々な種類があるので、順に解説していきます。

猫用ケージ

成猫2匹の場合は2段以上のケージがおすすめです。

できれば3段ケージだと猫が余裕をもって生活できるでしょう。

大きさの目安は縦60㎝×横90㎝×高さ120㎝以上がよいとおもいます。

はじめの3日程度はケージの中で大半の時間を過ごしてもらいます。

理由は、猫に環境の変化に慣れて、ケージの中を安全な場所と認識してもらうためです。

人間も同じかと思いますが、急に知らない人に、慣れない場所に連れてこられたら不安になりますよね。

それは猫も同じです。

その後は、徐々にケージの扉を開けて、室内に出る時間を増やしてあげるとよいでしょう。

自宅の環境に慣れて、猫がケージを使う頻度が少なくなる場合もありますが、ケージはしまわずに出したままにしておくことをおすすめします。

急な来客や突発的な出来事で、猫にケージの中に入っていた方がよい場面が意外と多いからです。

キャリー

材質による分類ではプラスチックなどの硬い素材のハードタイプと布などの柔らかい素材から成るソフトタイプがあります。

また、構造的には手で持つまたは肩掛け型とリュック型などがあります。

耐久性や安全面から考えた場合、プラスチックのハード系のものをおすすめします。特に以下3点を備えたものは猫な出し入れなどがしやすいです。

  • 天井が開く
  • 扉が左右に開く
  • 扉の取り外しが可能

しかし、成猫2匹の場合、それぞれをハードタイプのキャリーに入れて運ぶのは難しい場合もあるでしょう。

そのようなときはリュック型のものを選択するのも良いかとおもいます。

実際、私は手で持つハードタイプとリュック型のソフトタイプのキャリーを一つずつ用意しましたが、一人で2匹を運ぶときも片手が空いていて他の動作をすることができてよかったです。

フード皿・水皿

毎日のご飯と水を入れるお皿はそれぞれ1つずつ用意しましょう。

お皿といってもたくさんの種類があって、結局どれがいいの?と思うのではないでしょうか。

お皿選びのポイントは以下の4点です。

  • 陶器製
  • 口が広い(直径10~12cm以上)
  • 高さがある

このポイントを押さえていれば、長く使えて失敗が少ないです。

フード

はじめのうちは、もともと飼われていた場所でもらっていたフードをあげると食べてくれることが多いでしょう。

もともと食べていたフードが分からない場合や、手に入らない場合は、以下のポイントを押さえて購入すれば失敗は少ないです。

  • 総合栄養食と書かれている
  • 小分けまたは少量入りを複数用意
  • ドライフードとウェットフードを両方

総合栄養食は猫に必須の栄養素がバランスよく全て含まれているため、適量食べてくれれば、栄養面での心配はいりません。

一方、「一般食」と書かれているものは、猫の必須栄養素を全て含んでいる訳ではありません。そのため、必ず総合栄養食と合わせてあげる必要があります。

人間で例えるならば、「一般食」はおやつやふりかけです。

また、ドライフードは食べないけど、ウェットフードなら食べるという子やその逆の子もいます。

ただでさえ環境変化によって食べなくなることもあるため、小分けのものを複数種類用意するとよいでしょう。

猫用トイレ

トイレにもいろいろな種類があり、どれを選んでよいのか迷うのではないでしょうか。

サイズが大きめの蓋なしトレー型のものをまずは2つそろえておくと安心です。

トイレには形状別に大きく分けてオープンタイプとカバータイプがあります。

また、構造的な分類では、ノーマルトイレ、システムトイレ、全自動トイレに分けられます。

オープンタイプ(形状)

オープンタイプは蓋がない浅い箱型のトイレです。排泄物があればすぐに気づけたり、猫砂の交換や水洗いが簡単です、一方、猫砂が飛び散りやすかったり、臭いが広がりやすいという欠点があります。

カバータイプ(形状)

カバータイプは上に蓋が付いているトイレです。猫砂の飛び散りや臭いの広がりをある程度防げる半面、排泄物の確認や掃除がしにくいです。また、オープンタイプよりも価格が高いことが多いです。

飼い主からみたそれぞれのトイレの利点・欠点はわかったけど、猫側からするとどちらが良いの?と思う方もいるでしょう。

猫は基本的に臭いのこもりにくいオープン型のトイレを好む傾向があります。

ノーマルトイレ(構造)

ノーマルトイレはトレーのような入れ物にトイレ砂を入れて使用します。トイレ砂は尿を吸収して固まるため、尿をしたら固まっている部分のトイレ砂をこまめに取り除きます。

システムトイレ(構造)

システムトイレとは、二層構造になっており、上段のスノコを通過したおしっこが下段のペットシーツに吸収される仕組みのトイレです。

メリットは消臭効果が比較的高いことや、手入れの頻度が少なくて済むことです。

一方で、デメリットは専用のトイレ砂が必要であること等が挙げられます。

全自動トイレ(構造)

全自動トイレは、赤外線や重量センサーで猫の出入りを感知し、トイレを自動で清潔にしてくれるトイレです。

排泄物の処理の手間が省ける一方で、価格が高いことや電源を必要とする欠点もあります。

また、音や動きに猫が警戒し、使ってくれないこともあります。

トイレ砂

トイレ砂にも、じつはさまざまな種類があります。大きく分けると以下の4種類です。

  • 鉱物系(ベントナイト系):固まる力が強く、臭いを閉じ込めやすいのが特徴です。重さがあるため持ち運びには少し不便ですが、使いやすさから最もよく使われています。
  • 木製(ウッドチップ系):間伐材などを原料にした自然素材のタイプです。消臭効果が高く、軽いのが特徴です。システムトイレとの相性が良いものが多いです。
  • 紙製:軽くてトイレに流せるタイプも多く、処理が手軽です。固まる力は鉱物系より弱めのものが多いです。
  • おから系(豆腐砂):食品由来の原料で作られているため安全性が高く、トイレに流せるものもあります。においが少なく、猫が食べてしまっても安心な素材です。

初心者の方には、まず鉱物系かおから系の固まるタイプを試してみることをおすすめします。排泄物が固まってくれると、取り出しやすく掃除がとてもラクです。

ただし、猫はトイレ砂に好みを持つことがあります。これまで使っていた砂と違うと、トイレを嫌がる子もいるほどです。そのため、最初は大袋を買わずに小分けのものをいくつか試してみるのがおすすめです。お試しサイズやサンプルを活用しながら、わが子の好みを探してあげてください。

爪とぎ

猫にとって爪とぎは、爪のお手入れだけでなく、ストレス発散や気分転換にもなる大切なアイテムです。用意が遅れると、壁や家具で爪をとぎ始めてしまうことがありますので、迎える前に必ず1つは準備しておきましょう

素材の種類としては以下があります。

  • 段ボール製:コスパが良く、猫に人気が高い素材です。削れたら交換できるタイプが多く、清潔に保ちやすいです。
  • 麻製:耐久性があり、しっかりとした引っかかりが好きな猫に向いています。ポール型やタワーに組み込まれているものも多いです。
  • カーペット製:柔らかめの感触が特徴で、撫でるように使う子もいます。
  • 突っ張り型(ポール型):床から天井まで固定できるタイプで、安定感があり大型猫にも対応できます。

形状の違いでいうと、平置き型・縦置き型・ポール型の3種類があります。立って爪をとぐのが好きな子もいれば、寝そべって使うのが好きな子もいるので、どちらが合うかは猫によって異なります。

最初はあれこれ揃えなくて大丈夫です。まず1つだけ試してみて、猫の様子を見ながら追加を検討しましょう。わが家では最初に段ボールの平置き型を置いたところ、2匹ともすぐに気に入ってくれました。

後からでよかったもの

最初から全部揃えようとすると、お金も時間もかかって大変です。以下のアイテムは「あると便利だけれど、最初はなくても大丈夫だった」と実感したものです。猫の性格や生活リズムが見えてきてから、必要に応じて揃えていくのがおすすめです。

キャットタワー

猫は高いところが好きなので、いずれは用意してあげたいアイテムです。ただ、サイズが大きく値段も高めのため、最初の環境に慣れる時期に無理して用意しなくても大丈夫です。猫がケージを卒業して、部屋に慣れてきたころに検討しましょう。

おもちゃ類

ネコじゃらしやボールなど、猫が喜ぶおもちゃはたくさんあります。ただ、慣れない環境では遊ぶ余裕がない子も多いです。落ち着いてきてから少しずつ試していくのが自然なペースだと思います。

自動給水器

流れる水を好む猫には喜ばれるアイテムです。ただし、フィルター交換などの手入れが必要で、最初から管理するのは少し大変に感じることも。普通のお皿でも十分水を飲んでくれるので、後から検討で問題ありません。

ペット用カメラ

お留守番中の様子が気になる飼い主にはとても便利です。ただ、最初のうちはそれよりも猫を迎える環境を整えることが優先です。生活リズムが落ち着いてきてから導入を考えれば十分です。

ブラシ・グルーミング用品

特に長毛種の猫には必需品ですが、短毛種であれば毎日ブラッシングしなくても大丈夫なことが多いです。猫がスキンシップに慣れてきてから、少しずつ取り入れていきましょう。

まとめ

最初から全てを完璧に揃えようとしなくて大丈夫です。まずはケージ・キャリー・フード・トイレ・爪とぎといった最低限のものを揃えることが、何より大切な第一歩です。

猫と一緒に暮らしはじめると、「この子はこういう場所が好きなんだ」「こういう食感のフードが好きみたい」という発見が少しずつ増えていきます。その発見を楽しみながら、猫に合わせてゆっくりアイテムを増やしていく過程も、猫との暮らしの醍醐味のひとつです。

最初は不安なことだらけで当然です。私もそうでした。でも、猫はちゃんと環境に慣れてくれます。あなたのことも、少しずつ信頼してくれるようになります。

新しい家族との生活を、どうか楽しんでください。

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